化学薬品洗浄工事
各種配管、各種熱交換器等の汚れを、化学薬品によって一掃します。各用途に合わせて循環洗浄法、浸漬法、スプレー式等による洗浄工法があります。化学薬品を使う長所は、無理なく汚れをスピーディーに落としてしまうところです。
高圧スプレー洗浄
スプレー洗浄に於いては、高圧と少量射出機は、例えば500~550PSI7.0~11.0ℓ/分の条件下において良い結果が得られます。
スプレーノズルとしては、20度Vee Jet型が一番スプレー洗浄にはむいています。
稀釈薬品で処理表面を濡らし、汚れが落ちやすくなる迄放置しておいて下さい。稀釈率は普通(1:45)ですが、表面の状態によっては稀釈率を変えたほうが良い場合があります。
作業は洗浄面の下方から上方へとスプレーします。そのあとよく水すすぎ(リンス)をします。上述のスプレーノズルを用いて、上部から下部に向かってリンスします。この時、角度と距離に気をつけ、45度の角度で15~20cm程スプレーノズルを離して操作します。この作業は、落ちやすくなった汚れの下に水を充分浸透させ、スプレーノズルの前部でそれを流し出してしまうことがとても大切なので、ていねいに作業します。
洗浄手順
①洗浄、対象物のスケール分析をします。
②薬品の酒類を設定します。
③テストピースを設置します。
④中間データを測定します。
⑤最終報告書を作成します。